アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなガーデンに・・・、な〜〜んて頑張ってます

【噂か誠か その2】ディズニーランドの混雑は緩和できない

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ディズニーリゾートでは3度の非常に混雑する時期があります。更にいえば、常に混雑しており、その上で我慢できる限界突破の混雑時期が存在するという意味です。

 

オババ(義母)の作ったディズニー法第3項

 

◾️ どの時期でも最高のパフォーマンスでディズニーを攻略する

 

アメリッシュ家に来るオババの真の目的は、ディズニーリゾートに遊びに行くであり、また、そこで誰よりも効率よくディズニーをまわることにあります。

 

そのためには、前夜から緻密な計画を立て細部にまで目配り、戦略にそったディズニーでの行動を要求しています。

最も重要なことは現場での臨機応変な対応、適格な指示、リーダーシップ。

オババ、ディズニーで無双します。

 

ここまで書いて、アメリッシュ、はっとしました。

この能力、こ、これは・・・。ディズニーを仕事に置き換えると、

 

まさに、できる男の必須条件!

 

日本政府に告ぐ!

オババのような女性を、シニア世代になるまで専業主婦にしたこと、私は非常なる憤りを感じる!

あれほど仕事ができる女性はいない。おそらく、男性として会社勤めをしていれば、今頃、重役まで出世、さらに引退後も引く手あまたであったろう。

 

アメリッシュ家の平和のため、シニア女性を雇う法案を作ることを伏して要求する。

決して早くはない。

ぜんぜん早くはないぞ!

むしろ遅すぎるほどだ!!

 

話が逸れました。

 

オババディズニー法案、その3

どの時期でも最高のパフォーマンスでディズニーを攻略する

どの時期とは、下記3つシーズン、とくに人々が集中するシーズンのことです。

 

◾️ 春休みと春キャンシーズン

春のキャンパスデーパスポート、通称春キャン。学生どもが安いチケットを得て、大量にディズニーに投入される時期。別名、若者どもの恋のから騒ぎ月間byシェークスピア

 

◾️ 夏休みシーズン

あの猛暑の夏、コンクリートの照り返しをものともせず、熱風も恐れずディズニーに向かう真のディズニーファンたちが集うシーズン。

 

◾️ Xmasイベントシーズン

クリスマスといえば12月25日。が、たくましい商魂、商法で、ディズニーが限りなくクリスマスを利用するシーズン。本来ならまだクリスマスでもない時期11月上旬からイベントが始まる。

 

この魔の日々はアメリッシュ家を含めたゲストでパークはごった返します。

(ツブヤキ:ディズニーでは客のことをゲストと呼びます。どう呼ぼうが客は客だと思う方、ディズニー向きではないかもしれません。そういう方は決して、この時期にディズニーに行かないことです。地獄をみます)

 

前回の記事で、どうもある一定のオババファンができたと推察しております。

期待にお応えして、お待ちかね、次はオババが最初のスタンバイ行列でスプラッシュマウンテンを攻略する場面です。

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クリッターカントリー、ここにスプラッシュマウンテンがあります

開園直後、朝一番でスタートダッシュしたアメリッシュ、昨夜の作戦会議通り、今日初のアトラクションであるスプラッシュマウンテンを目指しました。

実際のところ、アメリッシュ、この選択には反対でした。

 

いったい、どこの誰が、

朝一番に、丸太に乗って滝から真っ逆さまに落とされたいんでありましょうや。

 若い頃からママさんバレーで鍛えてきたオババは鍛え方が違います。

 

「あれは人気のアトラクション。しかし、一番ではない。一番はファストパスで取り、ある程度行列が予想されるスプラを最初に持っていこう」

オババの作戦です。

「無理、それは無理であります」

「おお、可愛い嫁よ。この老齢のババが無理して乗ると言っておる。そなたは私に比べれば若い、多少、若い」

ええい、ずっと若いわ、多少じゃねぇ。

「その顔、納得してくれたな」

「いえ、それは、やはり、お母さまのご年齢のことを考えれば、私、スプラ、大好きなのを我慢できます」

「いや、嫁に犠牲を強いる悪い義母にはなりたくない」

「いえ、私は大丈夫ですから」

「今は昔と違ってしまった。年寄りは若いものの言うことを聞くことが大事。私の犠牲など、ほんの些細なこと。私が引き下がる。わかってくれるな」

あ、あれ? 話の方向がなぜオババが犠牲になるという方向になっている?

そう気づいた瞬間、オババがハリソンフォードの笑顔を作った。例の片方の唇をあげる、あの皮肉な笑顔(詳細は前回のブログで)。

 

は、謀られた。しかし、時、すでに遅し!

 

すべては最初から決まっていたのだ。川の流れのように、運命のように、すべては決まっていた。

 

さて、当日の朝一番。

ゲートから全力疾走した甲斐があり、かなり早い時間に乗れる、スターツアーズファストパスを取ることができました。

しかし、あえてスプラッシュマウンテンのスタンバイに並ぶことで2つのアトラクションを攻略するのがオババ流です。ファストパスは時間内なら、いつでも使える、時に遅くても大丈夫であります。

 

 🔵                🔵                   🔵

 

という経緯で、朝っぱらから、アメリッシュ 、滝から真っ逆さまに落とされました。そのときの状態は、パーク側が強制的に写真を撮影しますので、確認できます。

 

「ヒヤッホー!!」と両手をあげ、最前列で滝から落ちていくオババと孫。

 ムスとした表情で笑いもせず、2番目の席で正面を睨むオババの息子。

 その傍らで、青ざめ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ落ちねばならん。なぜ、それも朝一番!

おろしてくれ、おろさんか!』と心で叫びながら、なす術もなく滝から落ちて行く半泣きのアメリッシュ。

 

ディズニーの写真技術は非常に優れたものがあります。

この一家の悲喜劇を正確に写し取っておりました。

 

そして、休む間もなく次のアトラクション。

ファストパススターツアーズで取ってあります。

ハン・ソロつまりハリソンフォードのディープファンであるオババにとって、絶対はずせない選択です。

 

知略を駆使しての結果、多くの人々を尻目にスターツアーズを15分で攻略。

私は3Dの宇宙船に酔うはめになります。

 

「ここで、一度、リタイア」アメリッシュ。

「そうか、大義であったな。ただし武士の情けは一度ぞ。今回のレストランはクイーンオブハート」

「了解しております。並んでおきますゆえ、心置きなくアメリッシュを見捨てておくんなさいまし」

「すまぬ。お主の犠牲、しかと心に刻んだ」という殊勝な言葉を残して、一行は次のアトラクションに向かう。

 次は人気のないアトラクションを選んで、時間的ロスを少なくする作戦です。臨機応変はここで発揮されます。ゲストの少ないアトラクションを狙うオババに敵うものなし。まさに敵なしの状態です。

 

そして、常に早めのランチをとることも攻略の一つ。

お昼どきになるとレストランはどこも混雑、脅威の行列が出現するからです。また、朝早くから来ているため空腹になるのも早い。

早めのランチは一石二鳥です。

って、ここまで書いて、ディズニーに物凄く精通してないか、アメリッシュ 。

私、かなりのディズニー通?

これって、オタクの域じゃない?

 

オババ、恐るべし!

 

その知略、諸葛亮孔明にも恥じぬ。

『死せる孔明、生ける仲達を走らす』

アメリッシュ、今からすでに想像できます。

ディズニーワールドでオババを胸に抱いて警察の目から逃げる自分の姿を。

 

to be continued

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