燃え殻さんって方、知ってるかい?
燃え殻さんという方が人気ということで、
『僕たちはみんな大人になれなかった』を読んでみました。
私も惚れました。とくに下記の言葉に感動して本を買ったんですけど。
『俺まだ本気出してない、て人に限って容赦ない。あらゆる仕事をこなして、勝ったり負けたり、を繰り返してる人のほうが優しい。当たり前か。でも当たり前を見逃しがちだ。無傷の人は他人に厳しい。誰かが書いていたが、ダサいというのは簡単だけど、ダサい事象にまみれて、結果を出そうとする人は大人だ』
現在、12月1日にはじまるカクヨムwebコンテストに応募する作品を書いています。
10万文字が最低ライン。ラストシーンまで書き、10万文字以上になりました。現在、校閲中です。
小説を書いていると、よく自分の作品がつまらないと思うことがあって。とくに頭が冷えて読むとがっかりすることが多いです。
こういう時、どこが悪いのかはっきりするといいのですが。
現在、この「つまんない病」に罹患中です。常備薬がありません。特効薬はなおさらのこと。
こんな駄作、なんで書いてるって。
カクコン用の異世界ファンタジーの作品。現在、校閲中の中盤で、こりゃ、全文書き直し!ってなっており、間に合わないなんて、青ざめてます。
いや、この時期にかかりたくなかった、「つまんない病」。
理由はわかっております。
物語を広げすぎて、大国と小国の関係、環境問題、日本人のルーツにまで手を伸ばして、これは、解説書か!
異世界の解説書を書いて、誰が読むよ。
そんな状況に中盤部分がなっております。
解説じゃなくて小説かけって話でござる。
もうね、青ざめるどころじゃない。物語の世界観すべてを小説にしていったら、10万文字じゃすまないし、いつ終わるとも果てしのないネバーエンディングストーリーになりそうで、どうしたらいいんですか。
それで、焦点をしぼって、解説やめてって。そう思うと、泣きたい。どこを削って、どこを書くんだいって、今、そこ? 今、そこですか問題に直面中なんです。
この場合、唯一の救いは、あれです。
学生時代の試験です。
皆様もご経験がありませんか? すごくできたって思ったテストがひどくて、ダメだと思ったテストがそれほどじゃないってこと。
要は、できたと思ったテストは、わかってないことさえ理解できてないってことで。ダメだと思うテストは、できないところがわかっている。
「できた」よりは「できない」方が、まだ救いがあるってことだと……。
うん、強引に、そう思うことにしておく。
もう、こういう逃げの思考だけは、昔から天才って言われて何十年。今日もいつもとかわらず平常運転のアホです。
で、さっきの言葉です。
『誰かが書いていたが、ダサいというのは簡単だけど、ダサい事象にまみれて、結果を出そうとする人は大人だ』
私も大人でありたいです。
来週12月1日午後に、予定通り最新作異世界ファンタジーを『カクヨム』に公開する予定です。
がんばります。
それから、いつも応援をありがとうございます。ものすごい力であり、励みになっております。
タイトル(仮題)
『ファム・ファタールの女』
12月1日12時半すぎに公開予定です。読んでいただければ本当に小躍りして嬉しいです。