アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなガーデンに・・・、な〜〜んて頑張ってます

【お笑い天下統一:明智光秀の謎】京の都は風まかせ、信長ちゃんがんばる。(NHK大河ドラマ『麒麟がくる』)

 

実はね、織田信長の上洛という、昨日のブログのつづきを書いた。

 

いよいよ、信長が天下布武を宣言した結果、周囲は敵ばかりで、どうするよって、そういう内容であって、その冒頭部分を書いた。

それは、けっこう格調高い冒頭文だった。

 

『古来、尾張地方は三方を川に囲まれ、

水資源の豊かな地として有名であった。

ナイル川流域で古代文明が発達したように、水辺の近くに人は住みつく。

水は時に神であり、時に鬼でもあった』

 

そして、ふと思ったんだ。

 

私は、いったい何をしたい!

 

いや、何をしている!

 

このまま続けていくつもりか。小説でも書くつもりか。

 

いいか、アマチュアブロガーが、そのような大それた企みをするなど、言語ドウダン、所詮、むちゃな話だ。

 

やめよう、ヤメちまおう。

この先、続けることはできない。

まして、1日おきでも書くの、結構、キツイ!

 

それにもっと大事なことは、ブログを書くのに飽きてきた。

 

というわけで皆の衆。

路線変更じゃ。

 

お願いじゃ、ついて来よ!

ついて来とくれ!

頼む、このまま、行かせとくれ!

 

って、どこへって?

そりゃ、お笑い路線であります。

 

そっち方面へと、信長ちゃんとともに行きたいと、不詳アメリッシュ。渾身の力で、変更させていただきます。

 

すすすす・・・・・

 

 

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    織田信長ちゃん(ねこ画伯こはくちゃんイラスト)

 

お笑い信長、天下統一への道、明智光秀もがんばってみるよ編

 

「どえりゃあ派手!、ええか、どえりゃあだ!

どを10個つけとけ、光秀」

 

信長、名古屋弁で叫んだ。

京言葉はむしずが走るし、まして、京の公家言葉とかきた日にゃ、尻がこそばゆくなる。

 

「しかし、殿、どえりゃあとは、どれほど、どえりゃあでありますか」

「しれたことよ、奴らが腰ぬかすほど、どえりゃあだ」

「は」

「度肝をぬいたれ」

「は」

「わかったか」

「して、なんで、度肝を」

「しれたことよ。ド派手な行列よ!」

「は!」

「行列には、さくら吹雪も忘れるな」

「今は秋でございますが」

「たあけモン、布でそれらしい花びらをつくらんかい。ほれ、あの、モカリーナ (id:mocharina09)でも手配しよ」

「そ、そのモカリーナさまとは」

「知らぬのか、ブログ界きっての手仕事が器用なオナゴよ」

「わ、わ、わかり申した」

 

光秀、すすすすす・・・、っと、公家的に平伏したまま、後ろに下がった。

 

「光秀!」

「は!」

「そち、足がしびれたか」

「あ、いや、その」

「その後退の仕方が、都風か」

「信長さまにむかって、尻を向けては失礼かと」

「光秀!」

「は」

「ワシはせんぞ、相手が誰であろうともな」

「なにをでございますか」

「そのようにカニが這いつくばったような真似のことじゃ」

 

光秀、静かにうなずいた。

 

さて、足利義昭を京へ戻して室町幕府の将軍職につける、そのために六角氏を没落させることに成功した信長。

 

京への道が開いた。

 

この一報をうけた京の公家や三好一族は驚いた。

とくに、義昭の兄を殺して実権を握った三好勢は、織田信長という新興勢力を甘くみていた。

信長の知名度はまだまだ低いということだ。

 

「あの、へなちょこの義昭めに、どこにそないな力があったのか」

「織田とかいう尾張の武将が加勢したとか」

「へ?」

「織田です。織田信長です」

「へ?」

「おだ!」

「へ?」

「お!」

「へ?」

 

三好の殿は4回、へ?と答えた。

つまり、それは聞きたくないという意思表示。

 

田舎侍など、名門である三好家と同列に語ることすら汚らわしいということだ。身分が違う、格式が違うと言いたい。

 

見るもいやなら、存在を消してしまうしか方法がない。

まったく殿らしいことだと、付きの者はため息をついた。

 

「さようですな。義昭殿が京へ戻ることとあいなりましてございます」

「さようか」

「いかがなさいますか」

「ひとりになったところを討ち滅ぼせ」

「しかし、織田軍の兵は、5万とも6万とも」

「へ?」

「いえ、義昭殿の兵は5万ほどと」

「いつこちらに到着するんや」

「いつとは」

「その、ご大層な張りぼて兵どす。いつ」

「はて」

「調べやで」

「畏まりましてございます、して、その後は」

「隠れとこ」

「畏まりまして」

 

すすすすす・・・と、お付きのものが下がったのち、三好は庭が荒れていると思った。これを修理させるには、いかほどの金が必要か。

彼は扇子を扇ぐと、冬までには、なんとかなろうとひとりごちた。

 

織田信長、京への凱旋

 

織田信長は、まさしくスピード命のトップダウンタイプの将。

2019年でも、企業変革のイノベーションはスピードが鍵、とばかりに東京で開かれるセミナーをググれば、すぐ「スピード」と出てくる始末。

 

いやあ、古い!

みな、古い!

 

そんなこたぁ、500年前に信長が実践している。

実践して成功してはいるが、ただし経営者諸君、スピード命は部下が死ぬほど不満だぞ。

ついていける優秀な部下でも疲弊して、そしてな、すぐやめる。

 

時代の波にのって、スピード、スピードって、そうして、部下がやめて倒産した企業を見てきた。

 

ブラック認定企業として、生き延びることは可能かどうか、それはわからないが、ともかく、500年前、信長はスピード命で成功して、部下に裏切られる。

 

まあ、ともかく、1568年。

スピード勝負の信長は、あっという間に京都に到着すると、すかさず反対勢力をほろぼした。

 

第14代将軍を奉った三好などの名門の家々は、京へ入った信長に駆逐され、次々と軍門に下っていく。

 

そして、10月。

 

義昭は第15代足利将軍として擁立された。

 

その後、信長は足利義昭を伴い、どえりゃあ派手な軍列を組み、京の都を練り歩いたのである。

 

貧しさに慣れた都の人々は、今川氏を倒し、そして、数日前には六角氏を滅ぼし、そのスピードで三好勢を軍門に下した織田信長を一目みようと沿道に集まった。

 

派手な格好で馬上にいる信長、光秀を呼んだ。

 

「どえりゃあ、派手だな、光秀」

「 は! 恐縮にございます」

「しかし、光秀」

「は!」

「花吹雪がない」

「申し訳ございません。手配が遅く間に合いませんでした」

「楓屋殿 (id:kaedeya)でもよかったが。あれはアメリッシュと一緒で手先が器用ではないと聞く」

 

光秀、その場に平伏した。

 

「いずれにしろ、殿、モカリーナさまを手配するには、ちと時間が早すぎましてございました」

「どれくらいじゃ」

「ほぼ500年ほど」

 

都の歓声は新しい時代の幕開けとなった。

 

―――――つづく

 

アメリッシュ問題

 

時々、ブクマコメントに、アメリッシュ何人いる問題が発生しているようです。

 

そうか、皆の衆。

今回の路線変更で、さらにアメリッシュが増殖、3人説まで出てくるかもしれません。

 

前々回のブログでも下記のようなコメントがありました。さらに、それ以前にもあったと思います。

 

 パパガイオさん

BrasilxJapao ↓下でしょーんさんも書いていますが、ほぼ毎日更新でこれだけのものを書くって。。。凄すぎます!

 

Mr.しょーんさん

Dakujem 臨場感あふれますね。前も書いたかもしれませんがこういう記事どれくらい時間かけて書いてるのでしょうか🙂?ほぼ毎日投稿だし文の質高いし…アメリッシュさんは何人いますか?w分身できますか?w謎ですwww

 

嬉しいコメントを本当にありがとうございます。

実はアメリッシュ、分身はしたいです。むっちゃ苦労してるんで。

 

料理するアメ。

掃除するアメ。

ブログ等を書くアメ。

そして、本体は、ときどき旅、読書、そしてベッドからの寝たきり司令塔。

 

しかし、大変に残念なことに。

 

私はひとりです。ひとりしかおりません。

 

 

ーーーーーー 

*内容には事実を元にしたフィクションが含まれています。

*登場人物の年齢については不詳なことが多く、一般的に流通している年齢を書いています。

*歴史的内容については、一応、持っている資料などで確認していますが、間違っていましたらごめんなさい。

参考資料:#『信長公記太田牛一著#『日本史』ルイス・フロイス著#『惟任退治記』大村由己著#『軍事の日本史』本郷和人著#『黄金の日本史』加藤廣著#『日本史のツボ』本郷和人著#『歴史の見かた』和歌森太郎著#『村上海賊の娘』和田竜著#『信長』坂口安吾著#『日本の歴史』杉山博著ほか多数。

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