アメリッシュガーデン改

姑オババと親戚の物語をブログで綴っております・・・ブログ界のちいさなディズニーランドを目指しています

【毒親vs結婚 3】時代で変わる結婚式。で、今の結婚式、しない人が多くなってる? と映画『トワイライト/ブレイキンドーン Part 1』

《オババ》私の姑、人類最強のディズニーオタク。妹の夫とは同級生。

《叔母・勝江(仮名)》オババの妹、ヒステリー性障害を患う。優ちゃんの母親、娘を超過保護に育てる毒親。結婚に反対していたが妊娠でコロっと変わる。夫との離婚を納得していない。

《優ちゃん》叔母のひとり娘、39歳。婚活アプリで知り合った太郎と熱愛、過保護母に結婚の邪魔をされ、太郎と駆け落ち。妊娠が発覚。

《太郎》35歳。高校時代に親を亡くし、一人で農家を切り盛する勤労青年。

 

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映画「トワイライト/ブレーキングドーン」

ハワイナイトじゃない、トワイライト

 

叔母が映画『トワイライト』の意味がわからず、『ハワイナイト』って、かってに脳内変換しちまった。それ自由すぎだよって話で。

 

森の結婚式を望む娘の思い、ここまでなら修復可能だった。

けど、一瞬で、可能性が消えた。

 

「ハワイで結婚ですか」

と、オババがダメ押し! 

 

ほんの数秒のスキをつかれ、

オババにゴールテープ、先に切られちゃったんです。

 

まずい。非常にまずい!

違いますって訂正する好機をモノにできなかった。

この手痛い数秒で世界はカオスになってた。

 

二人のばあちゃん、どっちも引く気がなく、いま間違いを指摘するって、どんだけ危険なことか。

 

ことによると、強豪ふたりがこっちに向かって突進してくっから。

赤い布、ひらひらさせたら、もう闘牛場の牛みたいに鼻息高く、走り込んでくっから、

 

すまない、優ちゃん太郎くん。

 

ふがいないアメリッシュ、ここで討ち死にします。

 

 

 

んな、わけない!

 

いっそ映画を見せちまえって、そうして、指摘せずに、なんとなく悟らせようって。トワイライトは映画の話だってこと。

 

「あの」って、私言いました。

「実は、見せたいものがありまして」

 

オババがこっちを向きました。

 

「それは、結婚と関係があるの」

「あります、非常にあります。それこそ、関係しかありません」

「そうなの。じゃあ、いいわ。ところで、年齢だけは私より若いけど老けて見える人に聞いてちょうだい。どうするのって」

 

隣にいるじゃないか。まだ、話をしないつもりなんか。

オババ、素知らぬ顔で目の前のお茶をズズズってすすっています。

 

「あの、叔母さんはどうしますか?」

「なんのことでしょう」

 

聞こえてるでしょ!

 

「見せたいものがあるんです。優ちゃんたちの結婚に関係した大事なものです」

「あら、よろしいですよ」

 

うわ、こっちは高慢ちき態度できた。

 

で、私、ともかくテレビをつけ、アマゾンプライムから映画を検索して探したわけです。

 

『トワイライト/ブレイキンドーン Part 1』

 

森の結婚式がある映画で、優ちゃんがこれをみて、こんな結婚式にしたいってやつです。

 

「これなんですが」

「映画がどういう関係があるの」と、叔母。

見る気、まったくなさそう。

 

「ヴァンパイアの映画で、この映画を見た優ちゃんが結婚式を同じにしたいって言ったんです」

「ハワイの映画なんですね」

 

まだ、そこから一歩もすすんでないんかい。

 

「ま、ご覧になれば、優ちゃんの気持ちがわかるかと」

 

で、私、映画を見せた。

 

でね、この映画、冒頭で若い男ジェイコブが、上半身の服脱ぎ捨てて裸になり狼男に変身するんで。

 

その瞬間、

 

「ヒョエ! はしたない」って叔母、顔をそむけ。

「おや、なかなかいい男じゃない」ってオババは嬉しそうです。

 

それで、叔母が

「もう、あなた、いったい幾つなの、はしたない」

「おや、私、若い男の裸なんて見慣れてますからね。別居10年の人さまとは違います」

「オタクの夫は。確か70歳も上のほうじゃないですか」

 

と、まあ、二人の直接会話までもっていけた。

ある意味、やり切った感があります。

 

で、その後、結婚相手なら狼男がいいとか、いや、ヴァンパイアの男がいいとか。もう、うるさいのなんの。

 

ちなみに、オババ、イケメン設定のヴァンパイア役のエドワードを。

「青っちょろい男ね、これが今のいい男なの。まったくそうは思いませんよ」

 

そりゃ、この映画、低予算だから。

トップ俳優なんてギャラ高くて雇えなかったから、ディカプリオとか、そんな俳優出せるはずもなく、その辺りを攻めると辛い映画です。

 

超美男美女のヴァンパイアという原作設定。

うん、俳優たち悪くはない。

でも、これが人類と比べて、超美男と美女軍団というのは・・・

 

辛いです・・・

 

で、すぐ結婚式に森がでてきて、ふたりとも押し黙りました。

ハワイじゃない。森なんです。

 

テレビの前でオババと叔母、ちょこんと座って神妙にみてました。

 

言い忘れましたが、映画、前半部分、ほぼラブシーンです。

新婚旅行に出かけた二人、海に裸ではいったりと、もう、延々とラブシーン。

 

私・・・、そのこと忘れてました。

 

お察しくださいませ。

 

to be continued

 

過去から現在、結婚式の変遷

時代によって、結婚式は変わっていきます。

今の式がこうでも過去は違っていて、戦後からの結婚式の変換、ちと興味をもって調べてみました。

 

戦前から1950年代までの結婚式

戦前から戦後の時代、結婚式といえば自宅婚が主流でした。

新婦と新郎は、近くの神社や寺で結婚式を執り行い、その後、新郎の自宅でお披露目の宴が開かれます。

 

🎵たかさごやぁあ〜〜、

この浦船に帆を上げてぇええ〜〜

 

『この浦船に帆を上げて』部分は、元歌では2回繰り返しますが、結婚式では繰り返しません。繰り返す、すなわち離婚を意味して嫌われたのでしょう。

 

ちなみに、結婚式での禁忌っていろいろ多いです。地方によっても異なり、結構ハードルが高い昔の結婚式であります。

  

さて、近所の人が集まり、女たちは台所は大騒ぎしながら料理とかします。

お披露目を兼ねた座敷では、男たちが酒と料理を楽しみます。

 

結婚は家族、親戚一同、近所の人々が集まる一大イベントであり、男たちは座敷で酒宴、女たちは台所で井戸端会議、こうした結婚式は女性に負担の大きいものでもありました。

 

1960年代高度成長期の結婚式

この頃、欧米文化がさかんにテレビなどで紹介され、教会風結婚式が普及します。

 

神父さまや牧師さまの前で誓いの言葉を述べ、新郎新婦はウエディングドレスとタキシードスタイルです。しかし、日本人は、ほぼほぼキリスト信者ではありません。

 

カソリックプロテスタント、時に入り乱れてます。

ここ、気にしていたら日本に住みません。

 

こうしたスタイルが昔からの自宅で高砂屋より、カッコいいっと憧れを持ったのでしょう。そういう時代でした。

 

お父さん、お母さん、

今の時代、子どもたちが、庭で結婚式って言い出しても、どうかひっくりかえらんでください。時代です。

 

また、宴会などはホテルや結婚式場を利用するケースが増えはじました。

専門の結婚式場も多くなってきます。しかし、地方では、まだまだ寺社神前で自宅が多かったかもしれません。

 

1970年代から1980年前半の結婚式

 

徐々に、ホテルや結婚式場でのスタイルが一般になり、自宅で披露宴というスタイルは消えていきました。日本的な角隠しの着物スタイルと、ウエディングドレスを着るスタイルがはじまった時代です。

 

お色直しが定着した時代で、昔は、こういう事はありませんでした。

 

時代は高度成長からさらに進みバブル期直前に。

フォーク全盛時代で、戦争してないけど反戦歌が流行。

米国のベトナム戦争の影響を受けてます。

 

🎵僕の髪が肩まで伸びて

君と同じなあったらぁああ〜〜

約束通り、町の教会で

結婚しようよ

ううう〜〜〜

 

吉田拓郎氏がギター片手に陽気に歌っていました。

なぜか、男性の髪の長さが結婚する時期になってます。

 

ボロボロのジーンズ、長髪の男が町を歩き、

お父さん、お母さんのまゆをひそめさせた時代です。

高砂や時代のお父さん、お母さんを仰天させる格好です。

 

この頃には高砂屋を歌える近所のお爺さんもいなくなってきました。

 

1980年後半からバブル期の結婚式

この時期はハデ婚!

この一言が時代を反映させています。

もう、ほとんど笑い話のような結婚式が多くなりました。

 

ありえないほど、ハデを競った時代。

花嫁のお色直しは、2回どころか、3回、4回・・・

結婚式どころじゃありません。

 

ともかく、着替える、拍手、歓声!

着替える、拍手、歓声! 

着替える、拍手、歓声! 

 

ちなみに、男性は添え物です。

いてもいなくても大丈夫です。

誰もみていません。

 

結婚式自体もド派手!

 

太鼓叩く音楽隊もいれば、

天井からゴンドラに乗って現れる新郎新婦。

スモークが焚かれ、数メートルの天井まで届く巨大ウエディングケーキ。

 

マジです!

 

タレントでも俳優でもありません。

普通の人々がゴンドラに乗って登場していました。

 

ハデです。ハデ以外のなにものでもないバブル時代を象徴する結婚式が流行しました。

 

1990年代バブル崩壊

バブルがはじけ、倒産する会社が増え、大手の山一證券でさえが倒産した衝撃の時代。

 

中小企業の社長の自殺者が増え、経済的に余裕がなくなり、デフレに突入した日本は、狂乱バブルの反省もあったんでしょう。

 

数回のお色直しもなくなり

天井から吊り下げられることもなく

ウエディングケーキも低くなりました。

 

ま、一部にはド派手結婚式、残っていましたが、いつの時代にも世の中を読み違える輩はおります。

 

ちなみに、当時、最も結婚式で歌われた、堂々の1位が

『バンザイ〜好きでよかった〜』ウルフルズだそうで

 

2位が安室奈美恵さんの

『CAN YOU CELEBRATE?』です。

こちらが1位と思っていましたが、違ってました。

 

結婚式はジミ婚が主流になってきます。

 

ふたりだけの結婚式や小さなレストランでの結婚式、あるいは披露宴をしない。バブル期には考えられないほど地味になりました。

 

フォトウエディングってのもあります。

ウエディングドレスの姿だけ撮影しておこうというスタイルです。

 

2000年代の結婚式

家族だけ、あるいは、友人だけを呼ぶアットホーム婚が増えました。形式張った結婚式への反発もあるかもしれません。

 

信仰心もないのに教会の神父さまの前で誓うより、ふたりで誓いの言葉を述べるなど。非常にシンプルで、暖かい結婚式です。

 

ちなみによく歌われた曲は

1位『 The Gift』Blue

 


洋楽 和訳 Blue - The Gift

 

2位『糸』Bank Band

 

なんだそうで、実は、この2つの曲、全く知りませんでした。

 

なぜか知っている曲は

4位の『しあわせをありがとう』ケツメイシ

5位の『はなみずき』一青窈

(ウィーム【wiiiiim.jp】結婚式の音楽をランキング形式で紹介するサイトより参照)

 

個性の時代だからでしょうか?

外注するのではなく、自分たちで結婚式を作るというスタイルも増えたようです。

 

これ、昔の自宅婚への復古じゃないかって、ちと思っています。

高砂屋をうたう、お爺ちゃんはいませんが。

 

ま、今のお爺ちゃん達の時代はホテル婚真っ盛りでしたしね。

もしかすると、結婚式でゴンドラで現れた新郎新婦が、ご両親になってるかもしれません。

 

娘、息子、ゴンドラには乗らないです。

 

2010年代〜の結婚式

ナシ婚というスタイルが増えています。

 

厚生省によれば、2015年の統計では、約64万組のカップルのうち約35万組みしか結婚式をあげていません。およそ半数は式を行わないのです。

 

ちなみに、ナシ婚を選ぶのは若いカップルに多く、

20代で約4割、30代で約3割です。

 

結婚式に多額の金を使うよりも、貯金にまわしたり、新婚旅行に使ったりと、価値観の多様化により堅実な若者が増えたということでしょうか。

 

しかし、いつの時代にも、女の子はウェディングドレスを着て、ヒロインになりたいという夢も相変わらずあるでしょうから、神社婚、ホテル婚、ディズニー婚など、さまざまなスタイルがあるのが今の時代のようです。

 

最近、ご結婚なさった西新宿 (id:nisisinjuku) さんによりますと、平均で費用は車1台分、でも500万円くらいかけている人もザラにいるそうです。

 

結婚式、いろんな意味で、良い方にも悪いほうにも格差が進んでいるのかもしれません。

 

自分の結婚式なら、ナシ婚がいいです。

でも、子どもの結婚式はしたいと、私、複雑な心境であります。

 

この気持ちの差がなんなのか、自分でも理解できてないです。

 

今日もお読みいただいてありがとうございます。

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