地球の最も短い一日。と、中国語
地球の自転って
皆様、暑いですね。
お元気ですか?
ちょっと驚くニュースを読み、ひさしぶりにブログに戻り書いております。
なんと、2022年6月29日、原子時計観測以来、地球が、もっとも短い一日になったそうです。その差、1.59ミリ秒。
驚くニュースをと自ら煽(あお)っておきながら、その数字がちっちゃくて、おもわず画面の前で首をふった、あなた。
そうあなたです。
とても正常な反応でございます。
1.59ミリ秒、一日が短くなったことって、う〜〜ん、微妙です。ほぼほぼ二秒、1日が短くなる。それが、どういう意味を持つのかわかりません。
つまり、これ、どういうことかっていうと・・・
6月29日にお誕生日を迎えた人は、23時間58分1秒だったということで、1.59ミリ秒、他の人より、お誕生日が短かった、ということになるんですかね。
う〜〜ん、ほとんど体感できない時間です。
そのニュースによると、地球は2020年以降、自転の最速記録を20回も破っているそうです。
昔から比べると、天気が激しく感じるんですが、それは温暖化の影響とか、氷河期とか、いろんな要素があるとは思いますが、もしかして、地球の自転も関係しているのでしょうか。
わたしに聞かないでください。
中国語と最新作
現在、わたしはカクヨム(小説投稿サイト)で活動していることが多く。
古巣のはてなブログに、なかなか来られないのですが。ここに書くと、なんだか実家に戻ったような安心感を覚えます。
さて、現在、カクヨムで連載しているミステリー作品『彷徨《さまよ》える王』という物語です。
本格ミステリーというか、心理恋愛サスペンス作品でもあります。
カクヨムで活動していると、とても親切な方が多く。必ず作品を読んでくださる方や、無料で真剣に校閲してくださる方など、心から感謝しながら書いています。人って温かいなって思っております。
さて、そんなカクヨムで、今日も素晴らしいご指摘をいただきました。
中国語についてです。
現在書いている作品は、舞台が、香港、日本、米国と三国にまたがっており、途中で中国語を入れました。
その際、以下のご指摘がありました。
【中国語で「食べる」は「吃」(発音はチー)となります。
中国語といっても北京語(普通語)、上海語、広東語などなど地域によって全く異なるので、香港は広東語になると思います。
ちなみに上海語で「吃」は(チェ)と発音しますので、おそらく広東語はさらに違った発音になると思います。】
その後、さらに広東語に詳しい方から、次のようなご指摘が。
【吃だけでは多分意味が通じないと思いますよ。吃飯としてチーファン、広東語では食飯でソクファンで、食事をする、ですね。
北京語の吃は多分噛んで飲み込むことだけを指すんじゃないかと。広東語の食は日本語と同じ、というか、広東語の方から入ってきてるっぽいですね。】
中国語の違いと発音
ご存じのように中国は、とても広大で、多くの言語があります。
日本にも方言があり、その地方独特の言い回しがありますが、しかし、中国語のように、まったく別言語というほどではありません。
中国には「川を渡れば言葉が変わる」という諺まであるようです。
現在の中国では、北京語が標準語(普通語)として話されているようですが、それさえも北京語イコール標準語ではないようです。
先日、驚く記事を読みました。現在、日本で放映されている華流ドラマや映画。
ここに出演している俳優さんの声は、ほぼほぼ本人ではなく、声優さんによる吹き替えを使っているそうです。その事実を知ったときは、なぜと驚きました。
これは標準語を使わなければならないという、中国当局の規定があるからだそうです。
さて、わたしは、まったく中国語を話せないので、よくわかってないのですが、ミステリー作品『彷徨える王』の『血のつながらない兄 1』で、「食」をセッとルビをふり書いておきました。ネットの翻訳機能で調べた結果です。
中国語で“食”は「食べ物」という意味、「食べる」となると、本人には馴染みがない単語、「吃」になるようです。そういうご指摘を受けたんですが、別の方から、広東語だと、「食飯」でソクファンという発音がいいようです。本当に難しいです。
ところで、日本語で「吃」を辞書で引くと「どもる」という意味で、「喉につかえる」という意味にもなります。これは中国語の「喫」の代替字が、日本では簡単な字「吃」になったからです。
「吃」は、本来の中国語では全く意味がちがい、「食べる」の意味になるのです。面白いですよね。混乱もしますが。
日本語は面白いと思うことがあります。
西洋から、東洋から、いろいろな言語を取り入れ、日々、進化しながら言語として使っている。日本語は、まるで『日本語』という生き物のようです。
ゆえに、わたしはよく混乱します。
とくに、「喫」が「吃」になり本来の言葉と全く変化してしまったように、英語圏からきた言葉も、まったく本来の言葉と違っている事が多い。これは英語は、中国語に比較しても使う機会が多いだけに困ってしまうことが、よくありました。
英語を話す時
例えばですが、「この香りはいいね」という意味で、「flavor(フレーバー)」を使ったことがあります。日本語では香りの意味で使っています。それで、理解してもらえませんでした。
「flavor(フレーバー)」は日本語では、香水の“香り”という意味で使いますが、英語では、“味”という意味で「taste」と同義語です。
「この香水、味がいいね」なんて英語で話してしまったんです。
いや、香水、わたし食べないから。
ほかにも、ふっと思い出すだけで、こうした英語もどきは多い。日本語のクレームとか、テンションとかは、本来の英語の意味とは違っており混乱します。
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さて、現在、カクヨムで書いているミステリー作品『彷徨《さまよ》える王』の登場人物ジオンは、香港出身で、広東語を使います。
文章中の食べるという意味、中国語で食飯。ソクファンというルビをふって変更しました。
これで大丈夫でしょうか。
ご存じの方。教えてくださると、とっても嬉しいです。
新しくミステリー作品は下記になります。
こちらは、『横溝正史ミステリ&ホラー大賞』に応募する予定の作品です。
お読みくださると、泣いて喜びます。