アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなガーデンに・・・、な〜〜んて頑張ってます

【現代転生】455年の過去から来た女

 

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大豪邸!

 『カクヨム』で新しい物語をはじめました。

 

  あちらで、以前、「はてなブログ」で書いていた転生物語を大幅にリライトして明智光秀によろしく」として書いてますが、では、私の代わりに現代に転生したマチはどうなったという声があり、そこで戦国時代に転生したマチの物語を書いたんです。

 

 現代に意識が転生した戦国時代の庶民マチの話であって、それを影から見守る私の嘆きの記録なんですが。

 

 455年の過去からきた庶民の女性が現代が誇る進歩した世界でどうチートとして無双し、USSエンタープライズ号に搭乗して宇宙を巡るか。

 

 なあ〜〜んてな、スペースオペラ的な内容じゃあない。

 

 単なる貧しく無知な過去の女が、いきなり2020年の私の家に転生してきたって物語で……

 

 もうね、先に書いとく。
 うち、綺麗だから。
 どうせ、誰も私の家なんて知らないから、大いに見栄はっとく。

 超豪華な大邸宅だから。

 

 都会の、ど真ん中に、ど〜〜〜〜〜んと建った大豪邸だからね。

 門から玄関まで、なんと、ここ驚くところだからね!

 

 門から玄関まで…、
 1秒もかかる。なんなら目の前、公道。玄関前、すぐ道。今も子供が自転車で駆け抜けてった。

 

 なんども執念をもって書くけど大豪邸だから。さすがにビル・ゲイツも驚くなんて、そこまでのミエはない。嘘になってしまう。ま、たぶん、うちのお隣さんの家は築50年だから、そこは、きっと驚く。まだ、築浅だし、きっと大豪邸と思っていると私は確信に近いものがある。

 

 なんか、今、私。なにか無くしていけないものを無くしたって、ちょっと気づいたんだけど。

 

 それ、すごく残念だから、そんなふうにはなりたくないわけで。


 例えば、ビルの回転ドアで一周して入り口にもどっちゃって、見ていた人にクスっと笑われた。それが、なんと片思いの相手だったとか。そんな残念な人になってない?

 

 あれ? 大豪邸路線、ここまでの25行で危機に瀕してる。

 けど、物語的には、これでいいのかも。
 だって、冒頭でもう大豪邸の嘘がバレそうな危機って、作品としてツカミはOKじゃないか。

 

 面白い物語って、すべからず起承転結で成りたっているんだから。

 

「起」でアメは戦国ではアホだけど、実際は大豪邸に住むマダムかと思わせといての承もないうちに「転」で、すでにその大豪邸の危機。
 そして、もう、1ページ30行目ですでに「結」に突入!
 
 これ、すごいスピード感だし。

 カクヨムである人が『明智光秀によろしく』のレビューで「16ビートの歴史転生物語」って書いてくれた。こっちの作品では、すでにそれ追い抜いて。なんなら24ビートで、もう不可能なスピードとリズム感ですすんでる!

 

 しかし、これこそが本物のジェットコースター物語。

 

 でも大丈夫、この後の「結」が長いから。
 ジェットコースター、最後のもっとも見せ場の急降下で、いきなり癒しのトロッコ電車に切りかわる。

 

『結』で、すべての起承転の伏線を回収して、1万字以上の短編になる予定だけど、実は、この後、1ページ書いたあと、まだなんも書いてない。

 

 白紙!

 

 ま、問題はそこじゃない。私の家が、どんくらい大きいって問題も違う。さらに大きな課題があったんだ。

 

カクヨム』で大きな顔をするには『異世界ファンタジー』のジャンルで書くってことだ。ここでは異世界ファンタジーが王道なんだって、こちらにきて1ヶ月で知った。知り過ぎた。打ちのめされた。

 

 だから、この物語は『歴史・時代・伝記』ジャンルを外れっから。

 

 でもって、さすがに、自分の家を異世界っていうのは辛い。くつろぎたい自宅にティンカーベルとか飛んで欲しくない。子どもたちをさらって、海賊船で戦ってもらいたくない。だから、そこはちょっとジャンルを現代にしてみた。で、悪役令嬢が必要らしいから、自宅を大豪邸にした。

 

 大豪邸には悪役令嬢はつきもの。いや、出るとは言ってないけど、匂わせた。というわけで、ジャンルはめでたく『現代ファンタジー』なのさ。

 

 すべて人気要素はまあまあ揃ってる。大丈夫だ。いける、きっと、いける!

 

 今、読んでるかた、ご不安にならないように、必ず、強引に、一気に途中にファンタジー突入させっから。

 なんなら、魔法でも矢でも、王子も王女も取り急ぎ、ぶっ込むから。

 

 だから、これは「現代ファンタジー」ジャンルの物語です!

 

 ここで問題なのは戦国時代のなにも知らない女が、私の家で、私の顔と身体になって存在したってことなんだ。

 

 1573年からきたマチという女。
 織田信長朝倉義景を自滅に追い込んだ一乗谷の戦いなんて、まったく関係ない。今日の食べ物と、いかに年貢をごまかすかしか頭を悩まさなかった女が2020年にいる。そこがこの物語のはじまりなんだ。

 

 私と姑オババの意識が戦国時代の庶民の親子、カネとマチに転生して、戦場の悲惨さに度肝を抜かれ、ワナワナしていた頃。

 2020年では、別の意味でワナワナしている女がマチだ。

 

 気の毒なことに彼女は20歳だった。それが一息に40代後半の私の身体で私の家で目覚めた。

 

 身体は私で意識はマチという奇妙な状態になったんだ。

 では、続きは明日、アップいたします。もっと早く内容にご興味のある奇特なご仁。

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お読みいただければ嬉しいと、こう、久兵衛とオババと足軽仲間が言ってます

続きを下記よりお読みいただけます。お時間のおありのときの暇つぶしにでもなれば幸いです。とりあえず、第2話は明日、こちらにもアップいたします。

 

kakuyomu.jp

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