アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなガーデンに・・・、な〜〜んて頑張ってます

【寄稿記事】インタビュー取材の方法と取材に際して注意することや原稿の書き方など

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インタビュー記事

インタビュー記事の依頼を受けて

 

 ーCONTENTSー

 

以前、編集の仕事をしていました。

 

結構、真面目な記事を書くことが多く、アメリッシュとしてお笑い記事を書いているのは、実はその時の反動だったりしちゃいます。

へへ、この口調。こんなで書けなかったので、もうね、自由きままな雑記ブログ、はてなブログでの雑文、面白いです。

 

昔の仕事仲間、誰も気づいてないよな。

私だよ。ははは・・・!

 

そして、なにより、紙媒体にはないこのブログのライブ感が面白いと、ブログをはじめてすぐに気づきました。

記事をアップする。

スピード感をもって、すぐに反応が来て、多くの人と意見を交換したりと、これ紙媒体ではなかったことで。とても小気味好いのです。

なんだろう、日常で、そこにいる友人と「お、そうそう」って井戸端会議してる感じ? そこがなんとも愉快です。

いつも、いろいろコメントしていただいて、本当に感謝ばかりです。

毎回なんども読み直して喜んでいます。ありがとうございます。

 

さて、ブログを始めて、ほぼ10ヶ月ほどになります。

総アクセス数は50万を超えました。もっと多い方もいるでしょうが、私として大大満足で驚きを禁じえません。

そんなに多くの方にアクセスいただいているなんて、もう、嬉しくてたまりません。

 

前置きが長くなりました。

今回のテーマ、『インタビュー記事』についてです。

お笑い担当アメリッシュから、昔の働きマンに戻ります。

 

以前、仕事として原稿を書く上で、もっとも好きな仕事がインタビュー記事でした。

著名人やその道の権威などと、お話することは楽しい。自分とは全く別世界で生き、その道を極めた方と出会い、お話することはさまざまな気づきを得、参考にも、また、活力にもなりました。

 

今回、以前、お声をかけていただき寄稿文を書いた『すごいカード』から連絡が届き、インタビュー記事を書くことになりました。

 

以前、寄稿した記事は下記になります。

sugoi-card.com

 

今回の取材対象は鎌倉投信を起業された鎌田恭幸氏。

投資と社会貢献を両立され、NHK文化放送はじめのテレビ番組や日本経済新聞から朝日、読売、雑誌など数多くの媒体で取り上げられている方です。

原稿は下記記事です。

 

sugoi-card.com

 

お読みいただければ、とても嬉しいです。小躍りします!!

 

インタビュー取材とその記事の書き方および、その方法

 

これから仕事としてインタビュー記事を書きたいという方のために、そうではなく、ただインタビューという仕事に興味があるという方のために、ちょっとした、私の個人的経験とノウハウって書くとおこがましいですが、それを書きます。

それほど益はないと思いますが・・・

ま、ちょっと、そこはお暇つぶしに。アメリッシュなんで。

 

さて、インタビュー記事は普通に原稿を書くとは違う側面があります。当たり前のことですが、相手があるということです。

 

ここで最も重要なことは、彼、彼女たちを取材する上で先入観を持たないことにあると思います。ですが、先に詳細な調査は必要なんです。矛盾してますよね。それがインタビューの醍醐味です。

 

調査することで、なにが取材したいのか、また、別の言い方をすると、読者は彼らに何を求めているかを探すことから始めるのです。

では、インタビュー記事の私なりのコツを・・・

 

インタビューする上で大事なこと

 

1 事前調査

  取材相手のことはある程度、事前に調査しておくことです。

  これはあくまでも事前リサーチです。これで原稿は書きません。

  相手への思い込みなど一切排除して臨むことも大切です。

  全く調査しない人もいますが、私はかなり入念に調査します。

 

2 依頼書

  この取材で何を聞きたいか明確にし、その上で依頼書を書く。

  取材日、時間など相手との打ち合わせをする。

 

3 取材当日

  ボイスレコーダーやカメラなど必要なものを準備して取材する。

 

私は、実は録音した内容をテープ起こしして、その上で書くという作業をしません。当日、話しながらメモをし、その場で記事の内容をだいたい自分の頭で把握してからメモと記憶を元に自宅で原稿を起こします。いわゆる、インプットとアウトプットを同時にしています。

 

録音は主に数字などの記憶違いを正すために利用するだけで、ほとんど使ったことがありません。若い頃、テープ起こしの仕事をしたことがありますが、1時間のテープを起こすのに、3時間以上はかかり、かなり時間のロスだと思ったことがあります。

 

記事は取材した当日に大方を、多い場合は翌日までにまとめます。

今回の記事は6,500文字になりました。そのため、3,000字ほどを当日書きあげ、あとはメモをして翌日まとめました。

ここで、1日ほどおきます。そして、文章を読み直して修正し洗練させます。この時間、結構かかります。日にちを置くのは、他人の目で文章を修正するからです。

こうした作業ののち、取材から4日から5日ほどで、原稿依頼された編集の方に送ります。この時間は人それぞれだと思います。

 

4 写真撮影

  今はカメラマンの方にお願いします。

 

5 インタビュー後は、その後の予定など簡単な流れを取材者に話します。

 

6 最後にインタビューさせていただいた方への礼状も大切だと思います。

 

これは仕事する上での基本的なことだと思いますが、フリーの方に、時にこまめな連絡など必要ないと考える、あえて書けば不遜な人が少しいます。私は、それは間違っていると思っています。

 

インタビュー記事の書き方

 

これは個人的な私の経験です。

これからインタビュアーを目指す方々の参考になればと思いますが、あくまでも私の方法なので、ご参考までに。

 

タイトルの付け方

これ、実は昔から一番苦手です。私、いつも四苦八苦します。しかし、また、このタイトルが一番重要なことでもあり、編集者としては一番の仕事といっても過言じゃない。

面白いことに、雑記ブログでもタイトル次第でアクセス数が変わります。

ともかく、本文の内容をインパクトのある一言に置き換えて書く。これにつきます。

そして、苦手です。

 

インタビュー記事だけでなく、WEB原稿の場合、読む人がクリックしてくれるかどうかも、ここにかかっています。

今回、私についた編集者が、とても上手くて、優秀で、

「おお、やったー、そのタイトルいただき」とばかり、すっかりおんぶに抱っこで、原稿を書くのに専念しちゃいました。ありがとうよ、編集のYくん、あなたはとても優秀で、そして、素晴らしい!

 

冒頭文をどう書く

冒頭文はリードとも言います。

だいたい100字から400字くらいで書きます。本文の内容を要約して、読み手が本文を読んでみようかと思わせる文章を書くことです。

 

つまり、タイトルで呼び込み、リードで惹きつけ、本文で納得させる。

 

これができれば、素晴らしいのですが、ま、そこはそれ、なかなか。今も勉強ばかりです。

 

本文の書き方

ネット公開の記事には紙媒体とちがい、文字制限が明確にはありません。

今回は依頼された文字数5,000字から8,000字ということで6,500字で書きました。

取材した内容については、聞いた内容を、その順番で書くことはあまりありません。どこから切り取るか、冒頭に何を書けば読者の方に読まれるか、それを考えながら端的に書いていきます。私は時に例として取材内容とは別のことを入れていきます。

今回の取材では、例えばハーバード大学の先生の話や、日銀発表の金利などを入れることで、さらにわかりやすくという工夫をしました。

 

見出しについて

読みやすさの観点から書けば、ある程度の文字数毎に見出しは必須です。

5,000字でしたら、だいたい800文字数くらいに1回、見出しをつけると読みやすいとは思います。

逆に100字くらい毎に見出しをつけるのは、つけすぎかもしれません。

 

また、見出しだけじゃなく、写真で文章を切るという手もあります。

 

インタビュー記事の特殊性について

 

インタビュー記事は、自分が書きたいものではなく、依頼者の希望、そして、ターゲットである読者が読みたいもの。特殊性という観点から言えば、その2点につきます。

仕事は残念ながら、個人の雑記ブログとは違い、自分の書きたいものを書くわけではありません。ま、それが仕事といえば仕事ですが。

 

しかし、ここにも抜け穴があって、

では、読者が読みたいものは何か、その究極は自分が何を知りたいかということです。

それを追求していくと、書くべき内容が見えてきたりします。

 

今回のように投資であれば、読者はどう投資したら利益があがるか。そこは最も知りたいツボの一つでしょう。

そして、鎌倉投信が躍進している訳、その理由も知りたいのではないでしょうか。

 

主眼はそこですが、もう一つ、では鎌倉投信は何を訴えたくて、このようなユニークな投資会社を作ったのか。社長の人間性を書ければ、さらに面白いと思いました。

 

取材に際しては、この3点を頭に置いてお聞きした内容を記事にまとめました。インタビュー原稿で大切なことは、読み手の気持ち。もっといえば、この記事を読んでほしいターゲットが何を求めているかは、非常に大事なことだと思います。あたり前のことなんですが、案外と忘れています。

 

最後に

インタビューで大事なことは、いかに下調べをし、その上で、相手からこれまで公にならなかった新しい情報を引き出すことだと書きました。

(あ? 偉そうに言ってるけど、それ、十分に伝わるように書けたかな?)

 

私も日々、勉強であります。

 

今回のインタビュー記事は下記になります。お読みいただければ、とても嬉しいです。

 

おや、書いてることとちゃうやん! なんてな批判、武士の情けでしまっておいてくだされ。たぶんご存知ないでしょうが、地下に伝わる昔話に『アメリッシュとうさぎ伝説』というものがあり、彼女、本当に心が弱いんであります。

 

10年で顧客預かり資産100倍。 今、注目を集める「鎌倉投信」の投資哲学 代表取締役社長・鎌田恭幸氏(54歳) | すごいカード

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