新作短編、記憶のない島の続編を書きました
カクヨムにまた、新しい短編を公開いたしました。
以前に書いた、思春期をすぎると記憶を失う少女エマの話の続編です。
よろしければお読みいただければ、とても嬉しいです。
君を忘れた僕
亜熱帯の海に浮かぶイーデン島。
ここに住む人々は思春期を迎えると前日の記憶を失うようになる。それは大人への通過儀礼であり『祝福』であった。
この物語は、『あなたを忘れたくない……【記憶のない島の小さな恋の物語】』と同じ世界感の物語です。
ワタルはかって同級生のエマに恋をした。ふたりは永遠の愛を誓うが、ワタルはひとり大人になり、日々を平凡に過ごしていた。
そんなある日、島で事件が起きた。
ワタルは驚き、そして、その事件を忘れていく。