異世界ロマンス・ハイファンタジー
下記のハイファンタジー恋愛ものを現在、カクヨムという小説サイトで連載しております。
第一部が完結しました。
お読みいただいた方、本当に本当にありがとうございます。とても励みになっております。
次回からは第二部になり、ユーセイとのあまあま、お砂糖どっさりの展開の予定ですけど。カクヨム規定、 R15ギリギリ展開にする予定で、悩みどころであります。
さて、この物語を書くにあたって、異世界ファンタジーの世界を新しく構築するための設定を、いろいろ考えました。下記はその一部になります。
ご興味がございましたら。
世界地図や城の見取り図は図面で描くなどしておりますが、イラストとして書けましたらと考えておりますが、まだ書けておりません。
【これまでの主な登場人物】
第一部が完結しました。登場した主な人物は下記になります。
● マリーナ・ド・ヘルモーズ・・・17歳。ミルズガルズ州国(ラドガ辺境国、第一の州)の皇女
● ユーセイ・・・奴隷階級の男、音楽職人ギルドの奴隷。現代では国立の芸術大学指揮科に学ぶ、天才肌の音楽家であった22歳
● ヴィトセルク・リング・フレーヴァング王子・・・穏やかで品のある立ち居振る舞いのフレーヴァング王国の第一王子。1600年続く王家の末裔。27歳。
● グルヴィア・エラン=エルジュ・・・マリーナの親友で、貴族階級の娘。19歳
● ジェラルミン・ド・ヘルモーズ大公・・・ラドガ辺境国、最も有力な地方を収める大公。執政官。マリーナの父親。46歳。
● カーラ・ド・ヘルモーズ・・・マリーナの母親。フレーヴァング王国でドラゴンにより氷漬けにされて殺害された外交官。ヘルモーズ卿の正妻。
● アニータ・・・マリーナ専任のメイド頭。
【異世界について】
この世界全体は、アトラスティスと呼ばれ、大きく2つの大陸が存在する。
地球とのもっとも大きな違いは、空気中の成分であり、地球との比較すると酸素量が少なく、二酸化酸素の率が多い世界。
この世界の人々は、地球上の植物のように二酸化炭素を酸素より多く吸って生きている。
【簡単な歴史】
千年前頃には20の部族国家が形成されていたが、時代が進むにつれ、3つの大国と6つの小国に別れた。
北と南に大きな大陸があり、二大大国(シルフィン帝国、イオミア王国)は北の大陸に、熱帯地方に近い南の大陸には、別の大国、ラドガ辺境国がある。
小国フレーヴァング王国は、この3大国に挟まれるように存在しているため、地政学上、非常に重要な位置にあった。
【政治形態】
南の大陸にある主な国
熱帯から温帯地方に属する大陸。
● ラドガ辺境国・・・共和制国家であり、5つの州侯により統治されている。そのもっとも大きな州がミルズガルズであり、他にイーダフェル州。ギョッラル州、フレルヴェル州、ユーダル州。5つの州が地味に覇権争いをしている。国政は、この5つの州を統治する州侯が受け持ち、元老院議員を構成している。
北の大陸にある主な国
温帯から寒冷地方に属する大陸。
● シルフィン帝国・・・共和制国家
● イオミア王国・・・王制国家
● フレーヴァング王国・・・王制国家
【特徴的な気候と空気】
砂嵐
ラドガ辺境国の首都ニーズヘッドは、マリーナの育ったミルズガルズより南に位置しており、砂漠地帯に近い。肥沃なニーズナイル川が近く、この場所から文明が発達したが、そのために大きく砂漠化が進んでいる。
年に数度、砂嵐が押し寄せる地域であり、人々はその対策をはしている。この首都では砂との戦いは常であった。
二酸化炭素と酸素
空気の比率が地球と逆転しており、二酸化炭素が多い。人々は二酸化炭素を吸い酸素を吐き出している。
貨幣
ラドガ辺境国ではダラールという貨幣が流通している。1ダラールはおおよそ100円くらいの価値。
この世界で皇女と奴隷の切ない恋が展開される物語です。
『ファム・ファタール-心を失った皇女-』〜奴隷を愛した姫君は世界の片隅で恋に溺れる〜(雨 杜和orアメたぬき) - カクヨム