アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなディズニーランドに・・・、な〜〜んて頑張ってます

脳は記憶を書き換えDNAを守る【おもしろ歴史22】

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記憶と戦国時代

目次


脳は記憶を書き換えDNAを守る

 

小谷城本丸の『推定復元図』というものがあるが、残念ながら著作権があってブログには掲載できない。私は、その復元図をじっと思い出しながら、記憶について考えている。

 

脳が記憶を書き換えるとは、脳神経学者の意見だ。確かに脳は記憶を書き換え、自分なりに、そして、私たちの同意もなく、勝手に記憶をいじっている。それは空気を吸うがごとく自然な脳の行為だ。

例えば、子どもの頃、転んで怪我をした記憶。膝小僧をすりむき、血を流し痛い思いをした。

脳はそれを、自分の好きなように記憶している。つまり、あなたは小学3年生のときに、転んで怪我をした記憶を残していても、その時、どれほど鋭い痛みだったか正確に覚えていない。もし、覚えているとすれば、それは地獄だ。ずっと、膝小僧を擦りむく痛みが50歳になっても感じるなど、心が壊れてしまう。

 

記憶は書き換えられ、残された記憶はわずかなものになる。膝小僧を擦りむいたことさえ忘れているかもしれない。

これは、痛みだけでなく、快楽さえも。今、記憶している良い思い出も悪い思い出も、そして、なにより心にしまっておきたい秘密でさえも、すべて、恣意的に塗り替えられた記憶にすぎない。

 

小谷城の記憶

 

1573年。今、まさに小谷城は陥落しようとしていた。

 

「行くぞ!」

久兵衛の号令に私は「待て」と言った。小谷城本丸の推定復元図・・・

記憶している見取り図が完璧とは思えない。しかし、完全な間違いでもないはずだ。

 

織田信長の軍勢は30,000。小谷城に立てこもる5,000の兵を攻めるには十分な兵力ではあるが、城に籠る側は石畳の上にたつ櫓(やぐら)から弓や銃で狙い撃ちができる。

いま、まさに、その攻防のさなか。本丸にはいる黒金門を破ろうと織田側は苦心していた。

破城槌(はじょうつい)を抱え、決死の覚悟で門に体当たりしていく足軽たち。そこへ弓や石が雨のようにふってくる。

彼らを守るものは陣笠と簡易的な鎧しかない。

「えいや!」

「おう!」

掛け声とともに、門にぶつかって行き、倒れたものがいると、次の命知らずが、空いた穴を埋めるために飛び込んで行く。

 

ドンドンド〜〜ン

 

久兵衛は、その中を走り込んで通用門まで行こうとしていた。そして、その通用門が開くことさえも賭けでしかない。

「ほんとに、まあ」と、私は言ってみた。

「ここの人たちは命が惜しくないのか」

「命?」

弥助がクッと笑った。

「アメ殿のいた未来はわかりませんが、命は聖天のためのものであります。そのために惜しむものではありません」

あっ、あかん!

弥助は昭和初期から転生しており、戦国時代の人々よりさらに命が軽い。

「いや、弥助、あんたに聞いた私が悪かったけど。でもね、自分の命を簡単に捨ててはいけない」

「アメ殿」

「これだけは忘れないで、どんなときも生き延びることを考える、わかった?」

少し逡巡してから彼はうなづいた。

「よし!」

早口で話していると、久兵衛が割り込んだ。

「いいか、気合いで走れば、矢などあたらん! 仮に当たったとしても怪我くらいだ。わしは何度も矢傷を負ったが生き延びてきた」

おっと、こっちはまた、戦国時代の単細胞的なオプティミスト。前向きすぎる。

 

だから、私は必死に記憶を探っていた。人間、死に物狂いになれば、なんとかなるもの。記憶を絞りだすことができる。

「わかった!」と思わず声にした。

「巫女どの、御宣託か」

「そう、宣託よ。いいか、聞け、久兵衛

と、オババに肘でつつかれた。

「ここは、一度唸って、宣託らしくしとけ」

オババは小声で言うなり、うなづいている。

ちっ、しかたない。

私は目を閉じた。そして、両手を合わせ、映画でみた『陰陽師』と、羽生弓弦選手の『Origin』の振り付けを真似てみた。

 

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映画『陰陽師』 野村萬斎

「うおっっっっっっぉおお!!」

 

叫んで、それから、左手を上にあげ、右手の人差し指と中指をゆくっりと唇の元へ移動する。それから「は!」っと気合いを入れて、天と地を指差した。

頼む、野村萬斎氏の半分くらいは神ががってくれと祈った。ま、祈るとこ、そこじゃないけど。

 

「見えます!」

「なにが見えた!」

 

薄目をあけて、仲間をみると、驚いたような顔をしている。しかし、ひとり、オババだけは・・・

クソッ、オババ、肩を震わせてる。ぜったい、この緊張場面に吹き出してる。

 

「別の道がある」

「別の道?」

「心して聞け! うおおお!」

てか、自分、しっかりと、あの見取り図を思い出せ・・・

「道は別にある」

「それは話はわかった、だから」

「道は別で・・・」

「別で?」

「別の道は、左」

「左?」

「左じゃ、見えました。道が見えました」

 

と、ここで、一応、倒れてみた。どうにも、道の説明が難しいんだ。

だって、私がもう運転が絶望的に下手ってご存知のように。だから、道の説明なんて、あっち、こっちとしか説明できないから。

で、巫女があっちで、こっちと言ったら、さすがに陰陽師もバカに見えるから。もう十分、バカに見えていたとしても。

 

「アメ! 大丈夫か!」と、オババは大きな声をだしてから、耳元で再び囁いた。

「笑いをこらえて腹が痛い」

 

私は起き上がった。

その時、さらにいいアイディアが浮かんだ。

そうだ、無敵の北欧ヴァイキングだ。

「道はわかった、ヴァイキング方式があった」

「へ?」

久兵衛は不思議な顔をしている。

「火縄銃や弓を防ぐ方法がわかったんだ。盾を6枚、用意して欲しい」

「盾か」

「そう、地に立てかけて矢などを防ぐものだ」

「わかり申した。私が調達してまいります」

弥助は言うが早いか、織田軍の陣地に向かって駆け出した。

「ところで、もう一つ。久兵衛お市の方さま救出には今日は日が悪い。戦いは明日もつづく」

「誠か」

「間違いない。今日のうちに準備をして、明日、早々に行こう」

「それがいいのか」

久兵衛、私には見えた。今日では・・・、えっと、え〜〜、ディ、ディ、This is a pen」

「はあ?」

「呪文じゃ、This is a penだから、方向が悪いんだ」

と、オババが隣で小声で歌っている。

「I have a pen. I have an apple. Applpen.(アイハブアペン。アイハブアナッポー。アッポーペン!)」

完全におちょくってる。

 

久兵衛はしばらく覗き込むように私たちを見ていた。それから、自らを納得させるように大きくうなづくと、いつもの陽気な彼に戻った。

「じゃあ、今日も野宿だな」

「ああ、そして、訓練だ」

「訓練?」

「そう、訓練する」

西暦800年頃、北欧に住むヴァイキングは最強だった。英国を襲い、時にフランスまで遠征。その強さの秘密は鉄壁の防備であって、いま、私たちに必要なのは、どう弓矢の雨を防ぐかということだ。

その訓練をする必要があった。

 

・・・自分で思ってる。今日で最終回のつもりが、まだ無理で続くんだって(泣)

 

【すぐ消す予定のぼやき:スマニュー砲】

アクセス先ページに『テストブログ』が入っていた

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スマートニュースからのアクセス

 

なにが悲しいって、歴史ブログを書き続けてると、アクセス数がどんどん下がっていくこと。

好きなことを書いたブログが認められない。そして、もっと悲しいのは、歴史ブログ以外だとホッテントリやスマートニュースに掲載されるという事実。

 

前回、ブックマーク事件のブログをアップしました。

バカな私がやらかして、ブックマークを消失させてしまい、なんとか復元しようとテストした内容です。

その、500文字足らずの、ただのテスト。ただテストブログがスマートニュースに掲載されたときは、もう脱力しかなかった。

悲しすぎる。ほんと悲しすぎる。

 

だけど、これだけは自信がある。

他の記事、例えば、「米国大統領」と「歴史物」の記事のどっちが面白いか、私には客観的な根拠はない。

力を入れ、できるだけ歴史上の有益な情報を集め、資料を読み込み、時間もかけて書いている歴史物と、思いつきで書いた『大統領予備選』。CNNニュースを見て、ふっと書いたもの。

その『大統領予備選』は浅井長政より有益な記事でスマートニュースやらホッテントリ新着に取り上げる記事なのかもしれない。しかしな、これだけは、誰も否定できないと思う。

あの単なるテストでアップした『テストブログ』よりは、ぜったい、200パーセント、歴史物のほうが面白く、いや少なくとも有益と言いたい。

もし、もしもだよ。もし、あの『テストブログ』が、シリーズで書いている歴史物より、面白く有益な情報だとしたら、今続けている歴史ブログはゴミ記事以下なのか!

いや、悲しいです。泣けてきます。

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そして、今日はこれ、泣きたい!

まあ、幸いなことに、スマートニュースに取り上げられた『テストブログ』のアクセス数はしょぼいけど。もし、これがバズっていたら、ある意味、ブログについて深く考察をしたくなるところでした。

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