アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなガーデンに・・・、な〜〜んて頑張ってます

人は働くのが好きな生き物なんだ。新書『働くアリに幸せを』

目 次

 

・・・・・テレッテテテテェ・・・・・

 

人の基本は働くがベース

働く人種

 

基本、人間は働きたい動物だ。怠けていると死んでしまう。

 

ヒト科の亜種に『怠け者』という種がいることを、ほとんどの学究の徒は知らない。まあ、知らなくて当然ではあるわけだけど。

 

そこ! 学究の徒と書いたからって慌てて生物学をググらないで。

グーグル検索しても出てこないから。

造語であります。

それもアメ語だから。

 

そう、たぶん多くの人が混乱して間違えていることはあると思う。

人は誰もが怠けたいと思っていない! いや、逆に働きたいと思っているんだ。

 

例えば、超多忙なビジネスマンから仕事を取り上げると、大抵の場合、また別の超忙しい何かを始めるのが普通だ。そして、ほとんどの人は、なにかしらの仕事をしていないと精神を病みはじめる。時にやせ衰え、医師の世話になったりもする。

 

忙しさは彼らにとって、ちょっとした“薬”みたいなものなのだ。

「いや、忙しくてねぇ、貧乏暇なしなんで」とかなんとか頭を掻きながら笑って、「いいなあ、そんな風に遊んでいたいよ」と、怠け者に対して上から目線で笑う。

 

働くことが好きな人種、これを疑う方、例えばね、退職された方が家では奥さんに邪魔者扱いされて、すっかり見る影もなくなるって例、知りせんか?

 

そうなんです。

たいていの人は怠け者じゃなく、働くことが好きな、とても真面目ないい人です。

 

・・・・・・・・

 

怠け者人種

 

さて、怠け者も確かに存在する。

真正の怠け者は仕事をさせると病む。これも多くの人は知らない。

 

仕事人間から仕事を取り上げると、自信にあふれた容貌がいきなりホームレス化するように、怠け者に仕事をさせると、げっそりと痩せて身体を壊す。

これこそが真正の『怠け者』であって、日本ではなかなかお目にかかれない希少人種だ。

 

でも、まれにいる。

真正の怠け者、もし、そういう人が身近にいたら、どうか生暖かい目で見てやってください。

 

彼らは、決して望んでそうなった訳じゃない。

おそらく、働かない1割のアリの遺伝子を胎内に抱えているんだと、私はひそかに思っている。

 

アリの集団に潜む働かないアリたち

 

アリの集団を観察すると、必ず働かない1割のアリが存在する。これは由緒ある研究書で読んだことがあります。

なぜって?

実は、彼らにも大事な存在価値があるんです。

 

9割のセコセコ働くアリが、ある日、働けなくなった。そのとき、1割のアリが目覚める。そして、働けなくなった働きアリの代わりに、彼らのスイッチが入り、働きアリに変化する。

 

そう、これこそがアリの無意識の危機管理能力。

自然の不思議な御技《みわざ》です。

 

真正の怠け者は、そのときのために必死で働いている人々を横目に眺めている。自分が活躍しなければならないときまで、じっと怠けて潜んでいるのです。

 

・・・・・テレッテテテテェ・・・・・

↑ 意味のない言葉です。無視してください。なんか、ちょっと書いてみたかっただけであります。

 

そんな気分で、テレッテテテテェ! 

ほんと意味ない言葉で。

 

巷に潜むある諜報員への影の暗号とかでもないし、ちょっと暑さで頭がイかれたとかでもないけど、そんな分析をするあなた、そうあなた。

まさしく、働くことが好きな方です。間違いない。

 

そして、ここを読み飛ばしたあなた。

真性の怠け者です。

 

・・・・・テレッテテテテェ・・・・・

 

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新書「働くアリに幸せを」

新書『働くアリに幸せを』存続と滅びの組織論 

著者:長谷川英介氏

略歴:進化生物学者北海道大学農学部、准教授。1961年東京うまれ。

アマゾンamazonで購入可能です。

 

ベストセラー『働かないアリに意義がある』の著者が書く働かないアリの意義、第2弾です。

 

前作同様に、

なぜ、この世は生きづらいのかなんて命題を、アリの世界から洞察する本書。アリの世界には7割の働きアリと、2割のちょっと働くアリと、まったく働かない1割のアリが存在するという。

 

そういえば、企業では2割のすごく働く人で持っているなんて別の場所で読んだことがありますが。確かに、昔は働く現場で必死に働く2割で企業が支えられていたように見えました。これは、今、変化したのでしょうか?

 

人と同じように組織のなかで働くアリ社会から、その仕組みと組織化。本書で、人の世界と似ているかもと、目から鱗《うろこ》を感じること請け合いの本書です。

 

目次

プロローグ ~生きづらい世の中で

第1章/なぜ、組織・社会が存在するのか ~一人で生きた方が楽?

第2章/「みんなのため」は「僕のため」じゃないかもしれない

第3章/組織との利害対立に煩悶する私たち

第4章/なぜ人では組織の効率が優先されやすいのか

第5章/「短期的効率」と「長期的存続」は両立しない

第6章/生き延びようとすると生き延びられない

第7章/ヒトはアリを越えてゆけるか

エピローグ ~私たちがこの世に生きるということ

 

お読みになってつまらなくても私に何も言わないでね。

 

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