アメリッシュガーデン改

姑オババと私の物語をブログでつづり、ちいさなディズニーランドに・・・、な〜〜んて頑張ってます

医者だったのか明智光秀?【明智光秀と織田信長/再3】NHKドキュメント番組:歴史秘話ヒストリア

(前回のあらすじ:1573年夏、戦国時代に転生したオババとアメリッシュ。アバターとなった戦国時代の母娘を生かすため兵隊になる決意をした。鉄砲足軽隊として古川久兵衛の配下になり、彼と共に明智密偵として浅井長政がこもる小谷城へ向かった)

 

私の・・は、スターウォーズ

 

あっ、その話ね。

前のブログを早くに読んでいらした方、ツッコミしないで!

もうね、『スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』か『アメリッシュ戦国時代転生物語』かってくらい、前と書いてたことが違うなんて、

そんなツッコミ入れないで。

なんせ、書いた本人が、書いたこと忘れてっから、新年早々から、やらかしてるから。

今年も順調な滑り出しでございます。

なにやらかしたかって?

ひ・み・つ!

もう、訂正したし、たぶん、大丈夫だと思う・・・

 

そこの方、いいですか、うっかり前回の訂正前ブログ読んでても、そこは知らんぷり。大人の対応じゃ。

よいな、ここは静かに、

 

シィ〜〜〜、だからね。

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ひ・み・つ

 

清水谷の浅井長政軍へ潜入

 

信長が本陣を置く虎御前山の砦は、お祭り騒ぎ的な活気があったが、ここ、浅井長政が籠城を決めた小谷城はどんよりと曇ってた。城の真下に位置する、清水谷に作られた町は、ず〜〜んとした暗い空気で濁っていた。

人目をさけて内緒話している者を多く感じるのは、私がこの後に起きること、今、起きていることを知っているからだろうか。だから、ことさら人々の顔に覇気がなく見えるのだろうか・・・

 

前回のブログにも書いたけど、下級兵には、今日が何日何時かってこと、正確にはわからない。でも、私は、羽柴秀吉が攻めてくると知っている。

 

だから、不安な思いを抱きながら、古川久兵衛とともに、清水谷の砦にはいったんだ。

門前で声をかけられた。

「着到報告せよ」

「へ、あ、久兵衛で」

「なんの久兵衛で何組じゃ」

「あっと、山下の久兵衛で」

山下?

まあいいけど、で、どうするのよ。何組って、これ、間違いなく無理でしょ。敵側の人間ぞ。明智の配下だからね、私たち。足軽鉄砲隊ホ組っていうのか?

「あんのぉ、うちの女房が」

久兵衛、いきなり私を見た。

へ?

わたし?

私にふった?

しきりに、こっちに向かって合図しているけど、意味不明だから。つまりイミフだから、大学生の子どもが使う言葉、言うてやろうか。

イミフって。

 

「あ、あんた! なに言うてんのよ!」

 

とりあえず大声をだして、怒ってみた。

だって、ここ、怒鳴るしかない場面じゃない?

ほら、あれよ。

学生時代に、友人のクズカップルが白バイ警官に一旦停止違反で止められ、大声で喧嘩して、それで仲裁されて、なんとか逃げ延びたって、あの手でいくしかないじゃない・・・

戦国時代でも効くんか、この手。

「そんな怒らんでも」

「こいつについてきたら、このザマよ!」

「あ、あ、あのな」

久兵衛は大きな男であったが、身を縮めると、どことなく笑いを覚える愛嬌がある。

「だから言ったじゃない!」

出しました。妻の伝家の宝刀! 言ったじゃない攻撃。で、さらに大声をだしてみた。

「あんたが、ここで食えるって、全くこの役立たずのとうへんぼくのコンコンチキ! の、の、の、アホ、とか。あ、あんたという人は槍の腕だけしかない、アホやからね、フォースも使えんスカイっ」

ちょちょちょ、ちょっと待ったあ〜〜〜!

わ、私、いま、何を口走ってる?

スカイウォーカー、ないから。

スターウォーズなんて見たことない人ばかりでしょうが、てか、映画の前にラジオさえ、きっと、箱がしゃべるって驚く時代でしょうが。

と、一応、槍使いとして、フォース推しでいってみたって、それ、決定的になんか間違ってるから。

 

小さくなっていた久兵衛が、目を大きく開けている。あきらかに、混乱して、どうするんだって表情が語っている。

官吏も首を曲げた。

フォースって・・・

頭のなかで、フォが空回りした。そして、ついつい叫んじまった!

 

「フォー、フォフォ、ふぉー!」

 

ここは、レイザーラモンHG・・・

ええいままよ!

両手を羽のように広げ、右足を引いての“フォー”ポーズ!

 

「フォ〜〜〜!」

 

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レイザーラモン「フォー!」

 

 

ちらってみると、門番たち、それまでのやる気のない態度から変わって、私たちの様子を楽しんでる。あきらかに楽しんでる。

私は久兵衛の顔にウインクした。

「だけど・・・、お前、俺たちゃ」

「ふざけんな! こくクソ、フォー!」

 

「お、お前、なんちゅうことを殴るぞ! ふぉ、フォー」

 

久兵衛の声もオクターブ上がった。

 

「殴れるもんなら殴ってみよ! フォー!」

 

私たちの騒ぎに人が集まっている。

私は涙ながらに語りはじめてみた。

 

「きいとくれよ、皆の衆。こん人が、ここで志願すれば、メシが食えるって、で、ついてきたらこの有様よ。もう、腹が減って、一歩も動けん!」

「助けてくれ。うちの母ちゃん、怒り出すと・・・、フォーってなるんだ」

「フォー!」

私は背負っていた槍を下ろして前に突き出した。

と、さすがに門番がなかに入ってきた。

「わかった、わかった。落ち着かんか。つまり、ここで仕官にきたというわけか」

「ああ、そうじゃ。嫌なら別に行く。どっか、雇ってくれるとこを教えてくれ」

この時代、兵は貴重だ。特に負けが濃いこの砦には貴重であろう。

「よかろう。どこの出身だ」

久兵衛がニコっと笑った。

「おおお、やったぞ、マチ」と、抱きついて叫んだ。

わざとか、このアホ!

「離れろ!」

「おお、怖! うちの母ちゃんがいれば負けることはないぜ」

いつの間にか周囲にきていた野次馬たちが笑っていた。

 

そうやって、からくも雇われた私たちは、清水谷の陣地に入った。

「こんなとこで、何を調べたいんだ」

「ほら、見ろよ。あの山。屈強な砦に囲まれている。あの砦を落とすための方策とかな、陣地の守備とかの調査だよ」

「光秀の頼みか」

「その呼び捨て、怖いぞ」

「で?」

「いや、ま、そういうところか」

「功を焦りすぎているように見えるが」

久兵衛は山砦を眺めながら、呟いた。

「ああ、焦っている。信長様の勢いはすごい。このまま天下統一がなったとしたら、俺みたいな男は、どうしたらいい。戦うしか脳がねえんだ。今しかないだろう。俺は、ぜったい大きくなってみせる」

この男はバカではない。そして、その勘は正しい。

仕官相手さえ間違えなければ、出世は望みのままだ。

あと9年。その間に功を得れば、その後の出世は大きいだろう。しかし、それは命の危険と隣合わせの危ういものだ。

「なぜ、そんなに上に行きたい」

「妙なことを言うなぁ。一度、生を得て、上に行きたくない者などないだろう。そうじゃなきゃ、一生こき使われて、早死にするしか道がねぇ。俺の親父みたいにな。そんなクソみたいな生き方してえか」

親父というとき、久兵衛の顔に再びあるかないかの屈託が現れた。

そういえば、この男の家族についてなにも知らない。

「あんたの親父になにがあった」

 

彼は頬を緩めると、「まず、メシをくおう」とだけ言って微笑んだ。

 

・・・つづく

 

追伸:前々回のブログで、明智光秀の年齢を45歳としましたが、実はよくわかってないんです。若い時の光秀は謎が多く、信長より年上の説が2個、年下の説が1個あります。

 

通説として使われている年齢を前回のブログに書きました。

id:kami3sakiさん、あこ (id:feminism-hysteric) さん 、もんちゃん (id:mon_tyan)さん、そういうことなんであります。

 

登場人物

オババ:私の姑。カネという1573年農民の40代のアバターとして戦国時代に転生

私:アメリッシュ。マチという1573年農民の20代のアバターとして戦国時代に転生

トミ:1573年に生きる農民生まれ。明智光秀に仕える鉄砲足軽ホ隊の頭

ハマ:13歳の子ども鉄砲足軽ホ隊

カズ:心優しく大人しい鉄砲足軽ホ隊。19歳

ヨシ:貧しい元士族の織田に滅ぼされた家の娘。鉄砲足軽ホ隊

テン:ナイフ剣技に優れた美しい謎の女。鉄砲足軽ホ隊

古川久兵衛足軽小頭(鉄砲足軽隊小頭)。鉄砲足軽ホ隊を配下にした明智光秀の家来

 

*内容は歴史的事実を元にしたフィクションです。

*歴史上の登場人物の年齢については不詳なことが多く、一般的に流通している年齢などで書いています。

*歴史的内容については、一応、持っている資料などで確認していますが、間違っていましたらごめんなさい。

参考資料:#『信長公記太田牛一著#『日本史』ルイス・フロイス著#『惟任退治記』大村由己著#『軍事の日本史』本郷和人著#『黄金の日本史』加藤廣著#『日本史のツボ』本郷和人著#『歴史の見かた』和歌森太郎著#『村上海賊の娘』和田竜著#『信長』坂口安吾著#『日本の歴史』杉山博著#『雑兵足軽たちの戦い』東郷隆著#『骨が語る日本史』鈴木尚著(馬場悠男解説)#『雑賀の女鉄砲撃ち』佐藤恵秋著#『夜這いの民俗学赤松啓介著ほか多数

 

これまでのお話にご興味のある方は下記目次より、ご覧ください。

 

funyada.hatenablog.com

 

 

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古文書「針薬方」

明智光秀は若いころ、医者だった

 

いよいよ、19日から『麒麟がくる』の放送開始ですが、それに先立つ1月8日歴史秘話ヒストリア「あらためて知りたい!明智光秀」で明智光秀の職業についてのドキュメント番組が放映されました。

 

2014年に発見された古文書「針薬方」。

これは熊本藩細川家の家臣で医者だった米田貞能の子孫の自宅に埋もれていた医学書です。

この古文書を解読した結果、驚くべき発見がありました。

光秀が若いころに伝えた医学的知識を、人づてに聞いた米田が書物にまとめたというのが古文書「針薬方」だというのです。

これは明智光秀の最も古い史料です。

ここには出産や刀傷などに対して、当時として高度な医学的な処方が書かれてありました。

この古文書により、熊本県立美術館は明智光秀が信長に仕える前は医者として生計を立てていたのはないかと指摘しています。

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