アメリッシュガーデン改

姑オババと親戚の物語をブログで綴っております・・・ブログ界のちいさなディズニーランドを目指しています

【毒親から結婚の道14】映画『ポンペイ』周期的に現れる滅亡映画。人は、なぜ破滅に惹かれるのだろうか。

《オババ》私の姑、人類最強のディズニーオタク。妹の夫とは同級生

《叔母・勝江(仮名)》オババの妹、ヒステリー性障害を患う。娘を溺愛し結婚に反対。

《叔母の夫》米国に本拠地を置く会社のCEO。自宅も会社も電話がつながらず所在不明

 

  🌋    🌋    🌋

 

数十年も前の罪、それも自分が加害者側の場合、その膿(うみ)は、その罪人の人生をどう左右するのだろうか。

 

被害者のPTSD心的外傷後ストレス障害については、いろいろ書かれていますが、加害者の場合は? 

 

罪を犯した人間が警察に捕まったとき、ホッとするそうです。心に巣食う罪悪感は、人の心を蝕むものなのでしょう。

 

姉の愛する男を奪う。

犯罪ではありませんから、警察は逮捕しません。

 

私の姑オババとその妹。

 

ふたりの間には、妹の夫という、若い頃には、さぞモテただろう魅力的な男がいます。

 

ふたりは、男をめぐる関係に蓋をして、休火山のままシニア世代まで生きてきました。

 

その長い時を刻んじゃった休火山が、今になって噴火の危険性が増していて、

それって、古代ポンペイのヴェスビオス噴火に近い感じで、一瞬であたりを焼きつくしそうで、

 

噴火警戒レベル4!

 

気象庁によれば、それ、避難準備の段階だから、

『警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難が必要』ってレベル。

 

アメリッシュ、

以前も書いたけど、心が脆い

自分的には、この場合、要配慮者であって、すでに避難すべき状況であります。

 

ついでに位置関係を描写しておくと

 

叔母の自宅キッチンには一枚板の重厚なダイニングテーブルがあるわけ、

けっこう、大きい作りです。

 

オババが耳にイヤフォンつけて音楽聞いても、正面に座っていると、完璧に聞こえない距離感。

 

そして、オババの隣に座っている私にはかすかに聞こえます。

 

つまり、オババの右に私が座り、正面に叔母って位置です。

 

アメリッシュ、昔からの怖がり、どこでも逃げ道確保の精神で生きていますから・・・

オババの右隣が、一番玄関ドアに近いんで、そこ、確保した。ここまでは、でかしたって自分を褒めてる。

 

でもって、ちょっと失敗したな、とも思ってた。

玄関ドアより、庭への掃き出し窓が近い。しかし、そこへはオババの背後から逃げねばならない・・・

 

んでもって、昨日のブログ。

「私、妊娠したって嘘を言ったのよ。あの男に」

 

って、叔母が吠えた瞬間に、オババの顔色が変わり、私は右足を椅子から出しわからないように、椅子を背後に押した。

 

「じゃあ、流産って」

「結婚してから、そういうことにしたの」

 

で、私、猫背になって、スタートダッシュ態勢。

もう、噴火直前。

警戒警報レベル4.5

 

「あの男はそれを知っているの」

「知らないのは姉さんだけよ」

 

レベル5!! レベル5!!

 

要配慮者、すでに避難が完了してなきゃいかんかった。

 

そっと、椅子から横にずれて、匍匐前進しようとしたら

オババにシャツ、掴まれた。

 

つ、強い! で、オババ、

 

「そう」って、むちゃくちゃ低い声で目を細めた。

 

もうメッチャ、警戒警報!

レベル5までが気象庁のレベルだけど、ここレベル6!

鐘ガンガン鳴ってる。

 

オババ、シャツ掴んだまま、こっちを、ゆっくりと流し目で見た。

 

こ、怖い!

 

私、ニコって、ひきつりながら笑ってみた。

 

オババ、片方の唇をあげ、得意のハリニヤ(ハリソンフォードの笑い方)を浮かべた。浮かべたけど、いつもと違う。

いつもの余裕かましてる奴じゃない。

 

ちょっと泣いてるみたいに見えて・・・、心が冷えました。

で、トスンって、椅子に戻りました。

 

OK、Googleじゃない。

OK、オババ。

噴火しろ、灰は受け止めよう。

盛大にやってやれ!

 

「あなたの結婚がダメになったのは、私のせいだと言いたいの?」

 

え? オババ、噴火方向、そっち?

 

じゃないでしょ、普通。男を騙し取ったって、そこ怒るところでしょ。

そっち方面じゃない?

噴火の火吹き加減、間違ってない?

 

で、その間違い火の粉に、叔母、ぜんぜん動じない。

見事に受け止めた!

 

「そうよ!」って断言した。

 

おいおいおい、がっぷり四つに組んで、

なんでか、叔母のほうが被害者ヅラ。

 

オババ、徹底的に喧嘩の方向性を間違ってるから

 

「あの」って私、言った。

私の正義感がバカだったと気づいたのは言ったあとで、相変わらずの後悔先に立たず。

 

「喉が乾きませんか」って。

 

オババ、今こそ、ここで、かませ!

噴火の位置を直せって、救出用のタオルを投げてみた。

 

「こんな大事な話をしてるときに、喉など乾きません。緊張が足りん!」

って、ふたりセゾン。

 

オババと叔母、同時だぁ。

 

さすが、姉妹、息だけは合ってる。

 

って、私、泣いてもいいですか?

 

to be continued

 

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映画ポンペイ

古代におきたヴェスビオス火山の噴火を扱った超大作です

 

無敵の剣闘士(グラディエーター)として生きるマイロは、ポンペイの有力者の娘カッシアと身分違いの恋に落ちます。


西暦79年8月24日、ヴェスビオス火山が噴火。

マイロは奴隷の地位から自由を得て、愛する人を救い出すことができるかってのが縦糸で、

ヴェスビオス火山の噴火が横糸です。

古代の史実に基づいた映画です。

一瞬で人々を飲みつくす火山の恐怖を描いて秀逸な作品でした。

 

以前、ポンペイ展を横浜美術館に見にいきました。

噴火で罹災した人間を象った樹脂製の像など、当時の悲惨さを物語っています。災害の多い日本人にとって、人ごととは思えない歴史上の出来事です。

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