【毒親から結婚の道10】映画『シン・エヴェンゲリオン劇場版:||』冒頭10分公開。死ぬ死ぬって、それ嘘だよね?
《オババ》私の姑、人類最強のディズニーオタク。妹の夫とは同級生
《叔母・勝江(仮名)》オババの妹、ヒステリー性障害を患う。娘を溺愛し結婚に反対。娘が駆け落ちすると、今度は婚約者に、これまでの養育費10億円払えと無理難題。
《優ちゃん》叔母のひとり娘、39歳。婚活アプリで知り合った太郎と熱愛、過保護母に結婚の邪魔をされ、太郎と駆け落ち、結婚する予定。
《太郎》35歳。高校時代に親を亡くし、一人で農家を切り盛する勤労青年。
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私の姑オババのディズニー好きは、狂気と言っても過言ではなく、ほとんど宗教に近い。
皆さまの想像をはるかに超えるって、ここで新たに宣言したい。呟いておきたい。申し添えておきたい。
なぜなら、常に私の想像の上をいくんで、それはもう事件とか、事故とかいうレベルであって、
そこまでか! って言える。言い切るレベルです。
先日、オババと共に太郎くんの家で叔父にあったわけです。
私のド下手運転技術については、前々回のブログをお読みください。
『アメリッシュ、先日は、あらためてその運転に驚きましたが、ともかく、頑張ってくれたから、プレゼントを贈ったわ。喜んでね』
てな、ラインが届きました。
瞬間ね、もう光の速度で全身に冷たい汗が・・・
これが漫画なら、額に何百本も縦線が描かれるところ、真っ黒になっている、スミ、ベタ塗りしたかってレベル。
で、ピンポーンってインターフォンがなったわけ。
「佐川急便です」って、佐川男子がきたわけです。
あのカレンダーに乗っているような爽やか系じゃなくて、かなりオジサンだったけど、そこはいい。
オババのいうプレゼントが届いたわけで
印鑑押して、細長い棒状の物体を受け取ったよ、私は。
なんだと思う?
そう、きっとディズニー関連のものって思った。
そういうあなたは、このブログ有段者。
細長いで、傘か! ってそこまで推理した、あなたは師匠。
ま、私もオババとは長い付き合いなので、師匠レベルまでは想像できた。
しか〜〜〜し、その中身を広げ
口が開いたまま閉じることができません。
そ、それが・・・ こ、これだぁ〜〜!
傘です。
数々のディズニーグッズを贈りおったが、これほどの一品は、さすがに言葉を失う。
ないないないないない・・・・・・・
こんな傘、たとえディズニーでも、目立ちすぎる!
ことによるとミッキーさんやミニーさんより目立つかもしれん。
「一緒に写真撮らせてください、❤️」
なんて、JKに声かけられたら、どうすんのよ
写真撮影に列ができたら、もう生きてけないぞ、私!
絶句した私に更なる試練が
『届いたら、連絡を』とラインが入ったのです。
わざと1時間遅れで連絡したよ。
『かわいいでしょう。きっと気にいると思ってたわよ』
気にいったって言ってないから!
『じゃあ、これから勝江(叔母)のところへ行くから、一緒にいらっしゃい。雨も降りそうだから、そのときは傘、使ってね』
使わんわ!! てか、晴天ですけど、雲ひとつないですけど、今日は。
オババ、叔母、叔母の娘の優ちゃんと誘拐犯太郎くん(駆け落ちしただけで、叔母的には娘の誘拐犯)、そして、謎にかっこいい叔母の夫で、オババの同級生という叔父と、ややこしや関係にプラスされるミッキー傘。
ちょっと頭を冷やすために、エヴァンゲリオンに行きます。
『シン・エヴェンゲリオン劇場版:||』が2020年に公開予定というニュースを見ちゃったんです。
冒頭の10分間が映像で解禁されて、やっぱ、エヴァだわ。
このテイスト、さすがって。ヤラレた訳です。監督の思う壺です。
何回、このマジックに・・・、ムカつく!
テレビで上映された『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズは社会現象になるほどの大人気で、確かに面白かった。夢中になった。
少年少女、悩みながら活躍した。使徒相手に必死に戦った。
しかし、あのラスト、最終話、ファンとしては絶望したんです。
これはどういう意味なんだって。
その後、劇場版エヴァンゲリオンが公開され、新たな最終話がでました。
期待した、ものすご〜〜く期待してた。
そんな過去の自分、かわいいとさえ思う。
でもね、でも、敢えて言いたい。
このラストはなんじゃー!
更に絶望するしかなかった。
多くのファンを裏切った最終話、少なくとも私はがっかりした。
更に、劇場版を二本を付け加えた過去の過ち。
・・・ここまで来ると、もう見る気をうしなう私。
そう、そして、ついにまた、今度はパリを舞台に劇場版がでるそうです。
「来年公開になるんですが……、最後です! これまで終わる終わる詐欺のようにやってきましたが、実際に、最後となると、少しさみしいです」
って、関係者が記者会見でおっしゃった。
ほんとなのか? 今度こそ、納得できる最終話なのか?
♬そして僕は途方に暮れる(by大沢誉志幸)
しかし、なぜ、シン・エヴァンゲリオンなのか
庵野監督、ゴジラでも、シンだったよね。シン・ゴジラだったよね。
シンってなんなの?
『シン・ゴジラ』記者会見では
「庵野秀明総監督のアイデアであり、正解があるわけではありません」
という。
「新、真、神…見る人にさまざまなことを感じてもらいたい」
監督、お願いだ。
シン・エヴァンゲリオンでは、さまざまに感じるじゃなくて、明確なラストお願いしてるから・・・。だから、私、また見に行くと思う。
狼少年に4回目も騙されてみる。
エヴァンゲリオン、それほど魅力はあった。
さて、脳内で、なぜエヴァンゲリオンに、とっさに逃げたかっていうと。
『勝江が死ぬって言ってるのよ』ってラインが来たからで、
死ぬ、死ぬと言いながら死ぬ人っていますか?
それでも行かなくちゃならないのは、お人好しの常であって。
もうエヴァンゲリオンファンに近いって思ったわけであります。
この日は晴天で、梅雨直前の日本で過ごす最良の天気と言っても過言ではなく
6月中旬で珍しく雲一つなく、気温も過ごしやすい日だった。
叔母の家に行きましたよ。
そして、インターフォンを押しまして・・・
でもって、叔母、出てこない!
死ぬ死ぬ詐欺かって思いながら家を訪ねて、
出てこない!!
オババ、しつこく鳴らしました。
ピンポン、ピンポン、ピンポンって
なんの反応もない・・・
ちょっと不安になった私。
「警察に連絡しますか?」
オババ、庭先から家にはいっていきました。
叔母の家はもともと夫の実家のあった場所で、古い家を改装して住んでます。
趣のある日本家屋であり、庭は和風。
そして、すべての掃き出し窓には雨戸が降りておりました。
オババと私、思わず目が合いました。
to be continued
😍 😍 😍
100話達成ブログでの、優しいお言葉の数々、本当にありがとうございます。
また、ブログでも応援記事を書いていただいたかた、2回読みました。
心に染みました。
これからも頑張るって、ミッキー傘さして決意してます!!
ありがとうございます🙇♀️